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前回の「土用の日」の話に引き続き、季節の変わり目の話です。明日3月20日は今年の「春分の日」です。日いちにちと寒さも和らぎ、仕事終わりに 「日が長くなったなあ…」と話すようになってきました。この「春分の日」を境に昼と夜の長さが逆転するのを実感する今日この頃です。ちなみに有名な卒業ソングにある「暮れなずむ」のは「春の空」…この時期の夕暮れが暮れそうで暮れない様子を表す言葉です。「春分の日」は春のお彼岸の中日です。(この前後3日間を合わせた7日間を「春彼岸」と言います。)この春彼岸のお供え物の定番と言えば「ぼたもち」ですね。漢字で「牡丹餅」と書く通り、春の花として親しまれる「牡丹」に見立てて名付けられたと言われます。これに対して秋は「萩」の花に由来する「おはぎ」をお供えします。どちらも蒸すか炊いたお米を潰して丸めて、あんこで覆ったもので、地域で色々あるとはいえほぼ同じものです。 …と言う事で予想通り 夏や冬に作るとまた別名になるそうです。その昔、この赤い小豆が「魔除け」になると考えられて、これをお墓やお仏壇にお供えして、悪いものが寄り付かないようにお祈りしていたそうです。 …と言うようなものなんですが、地域によっては恐ろしい別名があるそうで…ご飯を潰す際に、粒が残る状態で作るものを「半殺し」(怖!)すべて滑らかに潰した状態のものを「皆殺し」(怖!!) …と呼んでいるそうです「魔除け」になるんだかならないんだか…
今年の寒波はすごかったですね 私の家の周りは田んぼが多いのですが 1月の大寒波で一面の雪景色となりました 立春を過ぎ、暦の上では春ですが
日中の気温が1桁前半なんて日もまだまだ 下旬からは少しずつ暖かい日も増え
梅の花もちらほら咲き始めました。 ようやく春に季節が変っているのが実感できます
さて今回はこの季節の変わり目のお話を紹介します。
日本に『土用(どよう)』という期間があるのは
ご存知の方も多いと思いますが、これが季節の変わり目を指します。
土用の丑(うし)の日にウナギを食べる! という習慣から なんとなーく 夏場のイメージを持ちがちですが 具体的には立春・立夏・立秋・立冬と 暦上の季節が変わる 約18日前からが土用の期間にあたり、年4回もあるのです ちなみに立秋(2021年は8/7日頃)前の土用を 暑中といい、いわゆる暑中見舞いはこの期間に出したりしますね。 土用には面白い通説があり この期間は土の神様が土地を支配するため、 土に触る仕事は『障る』にかけて行わない事がよいとされます 今でも、人によってはこの期間 家の基礎工事や土工事、植樹や花壇の植替え、畑仕事なんかを避ける事があります また違う一説では 季節の変わり目で、体調を壊しやすいので外仕事は控えよう という面もあるみたいです さらに考えてみれば、
梅雨や台風、霜や大雪等が起こりやすい時期な気もします
正直何がルーツで正解かは分かりません ですが自然や四季の中で生きていることを理解し 尊重するという感性は『日本の美意識』でもあり素敵なものですし 庭仕事に関わる上でも大切にしていきたいと思います。 ※土用の間、働かないというわけではありませんよ!笑 土用も明け、暖かくなってきましたので 柑橘類の剪定はそろそろ時期を迎えております。 庭木のお悩みご相談は 是非グリーンメイトまで。
レストラン坪庭改修工事
昨年はグリーンメイトをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。さてグリーンメイトも今日が仕事始め。恒例の安全祈願に行ってきました。例年は社員全員でのところを、今年は『密』を避けて一部の社員での参拝となりました。これもご時勢ですね…今年も快晴。 寒さとともに身の引き締まる気持ちの良い安全祈願となりました
2020年も残すところ1週間となりましたいまだ継続するコロナウィルスの脅威によりあらゆる面で異例の年だったと感じます当社でもマスクの着用はもちろんリモートワークが導入されたり、お客様への訪問時はソーシャルディスタンスを守りながらお伺いするなど、最大限の警戒をしながら業務に励んでおります幸いな事に、グルーンメイトはこのコロナ渦の中でもお客様のご要望に支えられ、過去最高のお仕事量となりました。誠にありがとうございますなので、ここまで読んでいただいた方の為にちょっぴりお得な情報を先出ししますね毎年ご好評いただいております。1月~3月のお値引きキャンペーンについて今年も実施いたします!詳細は後日HP にアップしますが、巨木伐採や、庭全体の作業、春からの防草対策など金額が嵩む作業については、ぜひこの機会をご利用いただき、ご相談いただければと存じます。今年もあと少しですが、あくる年も皆様のご健康を祈念し年末のご挨拶とさせていただきます。