桜も終わり、だんだん暖かくなってきました

樹々は新芽が芽吹き始め、いまから梅雨にかけ
ぐっと枝を伸ばしはじめます

またこの頃になると柑橘系は花をつけ始め
今期の実りが目に見えてくる頃でもあります

その中でも今回は

夏みかん・ハッサク・甘夏について

少し解説したいと思います。

レモンやユズ、晩白柚等の樹は、割と幹や葉に特徴があり
見分けやすいのですが

この【夏みかん】シリーズは、
実を見てみないと判別しづらい樹種でもあります。
それぞれの実の特徴としては

ハッサク　　実はツルツル　苦い　パサパサ　旬２月～３月
甘夏　　　　 実はツルツル  甘い　水分多い　旬３月～４月
夏みかん　 実はボコボコ　 酸い  水分多い   旬４月～５月

といった感じですね。

しかし木の特性や特徴としてはほとんど同じで５月に花がつき
１２月～１月くらいに収穫します。

あとは食用に酸や苦みを抜く為に熟成する期間の長さの違いです。
※甘夏の場合は木に吊るしたまま３月まで熟成させる木成という方法
　をとる場合もあります。

剪定は３月までに済ませ、
新芽を伸ばす事で実付を維持できます

４～５月は
葉や枝にはカイガラムシ
幹にはテッポウムシがつく頃ですので
見つけ次第消毒をしてあげて、ついでに肥料をあげましょう

ちなみにわが家はレモンも甘夏も
今年は大量の花がついており
大収穫の予感です

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