九州の高山を代表する花「ミヤマキリシマ」
週末に友人とミヤマキリシマを見に久住山へ登ってきました。
生憎の空模様でしたが、現地に着くころには雨も止み、却って暑くなくて絶好のコンディションで登山することが出来ました。
山頂へ至る山道の所々にミヤマキリシマが綺麗に咲いていました。
時期としては1週間ほど遅かったようで、花の盛りは過ぎていましたが、
それでも一面に桃色の絨毯を敷きつめたような場所もあり、登山者の目を楽しませてくれました。
このミヤマキリシマはツツジ科の低木で霧島、えびの高原、阿蘇、久住連山など九州各地の高山に自生しています。
花はキリシマ〜〜とおはら節にも歌われているように、霧島を代表する花です。ミヤマキリシマは火山活動の活発な土地に優先種として生存できますが、火山活動が終息し、草原が森林化すると次第にその勢力は衰え、やがては消えて行ってしまいます。
まさに火山と共に生きる花それがミヤマキリシマなのです。
2013.06.17