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こんにちは!10月も下旬になり日暮れも早く、肌寒さも増す季節ですコロナコロナコロナ。。。。と通常ではない日常に追われ、せわしく過ぎる日々の中で今年も残すところ2か月少々となりました感染の拡大もようやく落ち着き緊急事態の宣言も解除されたので、今回は少しだけ、『明るい』話題を綴りたいと思います現在 10/23~10/31 日までここ北九州小倉では『小倉城竹あかり』 が開催されています。当社も管理をしている小倉城内に竹をメインとした3万個の灯篭を灯すのですが夕刻と共に、揺らぐロウソクの明かりは何とも幽玄で美しく時間を忘れ見入ってしまいます北九州といえば 合馬のタケノコ が有名で現在は京都の料亭でも使われるブランドとなっていますが一方、生命力がとても強い竹は、毎年の管理ができないと土地が竹だけに侵食される竹害も発生してしまいます。竹は様々な利用方法が研究されていますがこれをアートとして、活用するという取り組みはなんとも粋なものですし、そこに携わることができるのもうれしいものです九州各地で竹灯篭のイベントはありますが本年は中止になっているものも多いのでぜひ『小倉城たけあかり』に足を運んでみてください。入場料は500円きっと灯るものがあると思います。
先日 グリーンメイトの運営会社である岡﨑建工株式会社が共同企業体の代表として、北九州市から請け負った工事で、優れた工事を行った実績を認められ、工事成績優秀として表彰を受けました!工事責任者である私の上司は、準備期間から数え、工事が完了するまでにほぼ丸一年!かかったという大きな工事の無事の完了に胸を撫でおろしていました表彰はもちろん素晴らしいですが、一年がかりの大きな工事に休みも関係なく業務に全うする姿は本当に我が上司ながらカッコイイです。(ウチワを褒めちぎるのも何ですが…)個人様のお庭のお手入れではいくら大きなお庭でも長くて3日くらいでしょうか…。一年かかりの工事とは考えただけでも気が遠くなりそうですが、グリーンメイトの運営会社はこんな大きな工事もやっているのです。規模は違いますが、これも市民の笑顔を作る工事ですねこの憩いの場をみなさんも是非ご利用ください。滝は夜はライトアップされてキレイですよ~
皆様こんにちは 梅雨も明け、お盆までの期間 とにかく暑い日々が続きました ニュースや天気予報では 屋外での活動を避けエアコンのついた屋内で過ごしましょう! とアナウンスされる中 我々は例年この酷暑と対峙せねばなりません 造園業の宿命ではありますが、毎年熱中症とは真剣勝負です! さてそんな中、九州では台風が直撃し、台風一過の晴れ間もほどほどに今度は大雨が続いております 穏やかではありませんね。 晴耕雨読の精神で、わたくしもこのブログを綴っておりますが台風については ここ10年で日本(本土)に接近した台風は65個 そのうち九州北部に44個(年間4.4個)が接近しています九州北部は阿蘇から上の括りなので北部九州地方のさらに北部ここ北九州に限定するとさらに少ない数字になるかと思われます。体感的には直撃は年1~2回でしょうかちなみに一番多い地域は やはり沖縄の84個で 北部九州と比較すると約2倍近い台風が来ている事になります 私は経験がありませんが、 【伐木片付けのプロ】である、 造園業ではこの災害時は倒木等があると行政からの応援要請がある場合もあります また、例年なら晴天が多い8月も土砂崩れや、川の氾濫をもたらす線状降雨帯により『観測史上初』のような大雨も記録されています経験したことの内容な災害がすぐ身近にある事を意識し とにかく、安全第一に過ごしましょう!!!
猛暑が続く中、汗だく覚悟で訪れましたのは、佐賀県と長崎県の県境に位置します多良岳(タラダケ)です。ここは山岳信仰、修験道の霊場として知られる霊験あらたかな山ですが、それとは関係なくこの7月はとても登山客で賑わいます。私もその一人ですが、登山者のお目当てはこの時期山を彩る 『オオキツネノカミソリ』。ひっそりとした登山道の周りをオレンジ色に埋め尽くすこの花畑はなかなか他では見られません。九州最大の群生地は福岡県糸島にあります井原山と言われますが、一部に固まって咲いている井原山と違い、ここ多良岳は登山道の広いエリアで咲いており、歩きながら楽しめる咲き方をしているという感じです。花の命は短く、また山ですので天気にも大きく左右されるので、山のお花の見ごろ時期にうまいこと当たるととても得した気持ちになります。しかしながら登山道はさすが修験道。なかなかの急登(泣)この時期以外は来ないだろうなあ…と汗かきかき下山しました。
こんにちは!グリーンメイトです!ここ北部九州は異例の早さで梅雨入りしています。本来新緑が映え、気候も穏やかな5月もなんだかジメジメとすっきりしないまま過ぎていきましたお客様のお庭を手入れさせていただく我々にとって、この梅雨場は仕事が捗らない、本当に頭が痛くなる時期ですそんな中、気象庁のHP で梅雨に関する統計を見つけたのでご紹介したいと思います。今年九州北部の梅雨入りは5/15日でした。平年は6/4頃ですので、20日程早い梅雨入りで1951年(70年前)からの 統計以降2番目に早い梅雨入りですちなみに過去1番早い梅雨入りは 1954年の 5/13 です。この年は梅雨明けも8/1とかなり長い梅雨で、梅雨時期の降水量も過去3番目に多いものでしたまた、もっとも雨量の多かった年は以外にも昨年2020年で 平年の2倍近い雨量を記録しています。ここ10年の雨量でいうと30年平均の108%と多雨の傾向もでてきていますねさらに近年特徴的なのが、短時間にまとまって降る雨です別の指標ではありますが1970年からの統計で1時間の降水量のランキング(北九州)のTOP10のうち実に1、2、4、5、7、9位と7項目はいずれも2000年台に入ってから記録されています1位は2013年7月3日に73㎜という猛烈なものでした!この瞬間、私は屋外にいたのですがドーッ!ともゴーッ!ともつかない轟音と共に『空が落ちてきた』と思うほどで傘をさしてもヘソまで濡れたのを鮮明に覚えていますこのタイプの雨は川辺の鉄砲水や土砂災害を引き起こしやすく近年の災害増加の要因でもあります。造園屋っぽい事を書くと戦後大量に植えられた『杉』 は加工面から建材としては優秀ですが、根がとても浅く、保地効果が弱い為、地滑りが起こりやすいです。土砂災害の場面で見られるのはほとんどこの杉林だったりします。反対に、世界遺産にも登録された白神山地等、日本の原生林に見られる橅(ブナ)などは、巨大化し水分量も多い為、加工は難しいですが、繁茂しやすく根も広がる為、保地効果がとても高かったりします人の都合で、使い道が『無い木』 ➡ 『橅』 という漢字になったいう説もあり、多くが伐採の対象となった木ですが、実は自然の驚異から人を守ってくれていたりもするのです庭木も管理が大変で鬱陶しい、という声はありますが防風、防塵、防熱、防火、防犯、防音・・・等ひっそりとですが、庭木は暮らしを守る役割を担ってくれている事も個人的に伝えていくべき事だと思っています伐採ばっかりじゃ、僕らの仕事もいずれ無くなりますしね!笑恒例行事ではありますが、今年も早い梅雨明けを祈ります!!