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秋も深まってまいりましたついこの間まで汗だくになってお庭のお手入れをしていたのがウソのようです私はこの時期のお庭のお手入れが大好きです。涼しくて作業をしやすいのもモチロンですが、秋の柔らかい雰囲気が大好きですね 周囲の紅や黄色に色付いた木々に囲まれ、何というか非常に心落ち着き、お仕事も気持ちよく出来ますそんな秋に、ちょっと早いのですがおしゃれなクリスマスリースをご紹介します紅葉狩りに行かれて、山々のキレイな木の葉を見て楽しむ方は多いと思いますが、木によっては美しい葉だけではなく、色々な木の実やどんぐりなども楽しめますこの写真のリースは、グリーンメイトの運営会社である岡崎建工?が指定管理者として管理・運営をさせていただいている『福岡県営中央公園』でとれた木の実やどんぐりを使って作ったものです。 クロマツ・アメリカフウ・ヤシャブシ・ヒマラヤスギ・ツバキ・カシ類 etc… などの実を使って作ったものです。キレイですよねぜひ遠出をしなくても中央公園の園内や、隣接した金毘羅山の遊歩道を散歩してみてください。紅葉を楽しむだけでなく、いろんな楽しみがあります。小さなお子様がいらしたらドングリひとつで大はしゃぎです大人の方でもちょっと童心に返って、枯葉の間に落ちているマツボックリなどをよく見てください。マツボックリの落ちた枝など細工で作られたバラみたいなんですよ単純な私は結構 感動しましたまた中央公園では実際にその木の実を使った工作教室を 今月17日に開催いたします。 『親子でドングリアート』 11/17(日) 10:00 〜12:00 是非お子この秋の様との思い出作りに是非ご参加ください。詳しくは 中央公園管理事務所 にお問合せください。 TEL 093−881−1449
この仕事をしていますと車で街中を走るとき… 愛犬コロンを散歩させるときなど、ついつい周りのお宅のお庭をジロジロと挙動不審者のように見てしまいます。覗けるものなら、庭の中まで覗き見たいのですが、程々にと心がけています…その時まず目に付くのが生け垣ですね生きた植物を使った垣根ですので、お手入れをしないといけないというのがポイントです。そのお手入れに欠かせないのが『刈込バサミ』です。『刈込バサミ』は生垣や、和風に枝先をコロコロと丸く仕上げたり、洋風なトピアリーをお手入れするのに使われます。自然樹形ではなく、植物を人工的に形を仕上げるため、枝1本1本を切るのではなく、全体的な樹形を作るのが目的の、両手で使う大型のハサミです。『刈込バサミ』には表と裏があります。使ってみると感覚的にわかるのですが、刃先が反っている方が表で、反りが手前を向くように持って、生垣の側面は刈っていきます。逆に木を丸く仕立てるときなどは、裏返しに使うと、美しく丸みを付けやすいです。生垣のお手入れをしていてなかなかキレイに揃えるのは大変です。そこで、刈込バサミを使うときのポイントを1点刈込バサミは両手で持つので、普通に使うと両手を開いて・閉じて…とシャカシャカ同時に動かしてしまいますですが、ここでポイントは 『片方の刃は定規』 です。片方の手は脇をしめて動かしません。 その刃を定規にして刈っていくと刃先がブレずにキレイに揃えやすいのです…ご自身でお手入れをされる方は是非お試し下さい…とはいえなかなか難しいものです 困ったときにはグリーンメイトにご一報ください個人的な意見として ひとつ言えますことは、生け垣は少々枝がピョンピョン伸びていても、生きた植物なのですからそれはそれで『温かみ』があります。生垣の隙間からその中に植えられた庭木の枝が飛び出してきているなんていうのも愛嬌があって私は好きですね。お洒落なブロック塀のお宅もありますが、やっぱり 冷たい感じがします(これも個人的な意見ですが)以前にブログでご紹介しました『混ぜ垣』 ほどオシャレな生垣までいかなくても、花が咲いたり、季節の変化に合わせて色彩や香りを楽しめる植物の垣根ってやっぱり素晴らしいですね(柿)
8月にこのブログで「アサギマダラ」を呼び寄せるために好物の「フジバカマ」を植えたことをお伝えしていましたが、ついに待望のアサギマダラがやってきました。「アサギマダラ」は和歌山県から香港まで2500キロを約3か月をかけて飛んで行った記録があるほど 長距離を旅する特異な蝶です。
数年前に北九州の門司で目撃されたこともあり、このたび中央公園にも来てくれたらいいなということで 「アサギマダラ」が好んで吸蜜するフジバカマをたくさん植えました。そして、先日とうとう「アサギマダラ」がやってきたのです。11日に一匹を目撃したのですが、その後はどんどん増え13日には十数匹がやってきました。いつまで居てくれるかわかりませんが、興味のある方はぜひ「福岡県営中央公園」へお越しください。アサギマダラについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください↓http://home.r07.itscom.net/miyazaki/zakki/asagimadara.html
先日お仕事をさせていただいたお宅のお話です自分の中では、かなり印象に残ったお仕事でしたのでちょっとご紹介します。お電話をいただき、打合せにお邪魔したところ、おそらく70代のご夫妻のお住まいのお宅で、その時は近所にお住まいのその娘さんご夫妻もいらっしゃいました。ご依頼内容は玄関横にシンボルツリー的に植えられた5mほどの大きな1本のマツの木。その木を剪定するか伐採するか… とのご相談でした家族会議の末、伐採しようという結論に達し、お仕事をお受けしました。そのマツの木は昭和40年頃、ご夫妻が購入されたご自宅に、ご主人がお嬢様の誕生祝いに植えられたマツとのことでした。 そして、それから40数年ずっとそちらのご主人が大事にお手入れされていたそうです。ですが、昨年 足を痛められたご主人はマツのお手入れを出来なくなり、今後どうするか… ご家族での泣く泣くのご決断だったと思います…そして作業当日…私たちはご夫妻とその娘さんとの親子3人に迎えられました。そして、ご家族は私ともう一人の作業員の作業を傍らで終始見守られました…作業指示を出すでなく、雑談するでなく、ただ静かに何十年もの記憶の詰まった小さくなっていくマツを何枚も何枚もお写真に残されていました。。涙を浮かべながら…おちゃらけるつもりは毛頭ありませんが、「 『おくりびと』ってこんな気持ちだろうか…」 くらいの気持ちで仕事をさせて頂きました。作業終了後のご主人の固い握手の感触も忘れられません。これからもお客様の気持ちになって頑張ってお仕事させていただきます!!『植木屋』ってドラマだなあ…(柿)
先日お仕事のご依頼をいただいたお客様のお話です。ご結婚式を間近に控え、中古の一戸建てのお宅をご新居に購入されたというお客様からのご依頼でした。前にお住まいだった方が庭木がお好きで色々と植えられていらっしゃるのですが、さすがに夏の間に雑草が生い茂り、木々の枝も伸び放題!!おまかせしますので、スッキリさせてください!とのことでした。新婚さんですので当然キレイなご新居にまずは入りたいとご依頼をいただきました。当然 作業当日はまだお住まいになられていないので、空家の庭をシャカシャカとお手入れしていました。 すると、途中で家主の奥様(まだ結婚されてませんが…)がいらっしゃいました。作業も後半でかなり進んでおり、スッキリしたご新居のお庭に大変喜んでいただきました聞きますと、その翌日がご結婚式とのことで、幸せいっぱい!!といった感じのとても素敵な奥様でしたそこでつい お祝いの気持ちを兼ねた遊び心が出まして、横でもくもくと作業をする相方の冷めたリアクションもなんのその… 小さなツツジをハート型に刈込んできてしまいました30センチくらいの小さなものだったので、『気がついてくれるといいなあ…』 と思いつつ…すぐに伸びて分からなくなりますが…、グリーンメイトからのトピアリーのプレゼントでした