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紫陽花の話2023.06.22

紫陽花の話 梅雨ですねぇ。今年は梅雨入りが早く、じめじめとした日が続いております。庭屋としては全く楽しくないこの時期、早く空けて欲しい想いと切に願います。今回は梅雨の中の数少ないマスコット的なアジサイについて少し赤、青、白と色とりどりに、大きな花を咲かせるアジサイですがこの色が土壌に関係しているのは良く知られています。土壌が酸性だと、青  アルカリだと赤 というのは一般的ですがもう少し深く説明すると土中にアルミニウムイオンが多いかどうかという事が影響しています。土の性質はその土地由来にもよりますが、肥料にも大きな影響を受けます。言ってしまえば、肥料によってアジサイの色をコントロールする事も可能なのです青色を発色させたければ、土壌を酸性にする ピートモスやミョウバン逆に赤であればアルカリ性によせる 油粕や骨粉 等リン酸分の多いものを施せばより良い発色となりますもちろん品種改良により影響を受けにくいものも存在しますが専用の肥料もあるので試してみるといいかもしれませんまたこの大判の花は、切り花で活けるのがなかなか難しかったりします茎の切口に十字に切れ目を入れたり、茎の中の綿状の繊維を少しとったりといろいろテクニックはありますが最近知って驚いたのは、アジサイは花からも水を吸うという事実で花を水にどぶ着けすると長持ちするということです。見たときは、拷問かよ!と思わず笑ってしましましたが、やってみるとなるほどなかなか日持ちしている!気がします。笑

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